「カウンセリングは、生ぬるい」

 
大学の講義や研修会で

「カウンセリングは生ぬるい」という

声をよく聞きます。
 
 

その生ぬるさは、どういう点にあるのか聞いていると
 

・時間がかかりすぎる

・環境を変えた方が早い

・ただ話を聴くだけで何もしていない

・現状肯定だ

・あまり効果がない
 

とのことでした。
 
 
 

そんな疑問や批判に対して、一応こたえてみますかね…。

(あまり気がすすまないけど…)
 

 
 

「時間がかかりすぎる」については、

クライエントの可能性(気づきと変革)に着目するためには、どうしても時間が必要なんですよ。

と、答えます。
 

 

「環境を変えた方が早い」については、

環境を変えても、クライエント自身は変わっていないので、また同じ壁(課題や悩み)に遭遇する可能性があるのでは…。
 

 

「ただ話を聴くだけで何もしない」については、

外的には何もしていないように見えても、内的には悩みや課題に直面してゆく過程を、カウンセラーとクライアントは共にしているんですよ。
 

 

「現状肯定だ」ということについては

クライエントの言うことをそのまま聴くことは、そのまま肯定するわけでもなく、現実・現状をはっきり認識することですから。
 

 

「あまり効果がない」については

人間は、むやみに変わるものではありませんので。
 
 
 

それでも、「生ぬるい」と思う人には、私は

「風見鶏のように、くるくる変わるのは偽物です。時間をかけて、薄皮を一枚一枚剥がすように変わることが本物です」

と、説教たれます。
 
 

それでも、それでも、「生ぬるい」と感じる人には、

「実際に、体験されてはいかがですか?」

と開き直ります。
 
 

それでも、それでも、それでも

「生ぬるい」と言う人には、

「そうですよ。生温いですよ、心がね」

と言って逃げます。
 

さようなら。
 
 

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