二人の営業マン

 
近所にすむ、元・靴メーカーの重役さんから聞いた話です。 

 

南の島に、営業マン甲が靴を売りに行ったそうです。

その島には、別の靴会社の営業マン乙も来ていたそうです。 

 

二人は靴を売ろうとしましたが、その島の人達は靴を履く習慣がないのか、誰一人靴を履いていませんでした。 

  

 

それを見た営業マン甲は、

「ダメだ。この島では誰も靴を履いてない。一足も売れないだろう」

と、本社に帰っていきました。 

 

ところが、営業マン乙は、

「誰も靴を履いている人がいない。よし、ガンガン靴が売れるぞ!」

と、大喜びしました。 

 

数年後、

営業マン乙は、部長になっていたそうです。 

  

 

臨床心理学者のアルバート・エリスは、

「その人を悩ませているのは、その人自身のものの捉え方」としました。           

 

物事を悲観的に捉えれば、悲観的な感情や行動に

物事を楽観的に捉えれば、楽観的な感情や行動に

なるということでしょうか。 

 

なるほどね…

じゃ、物事を楽観的に捉えるには、どうしたらいいんでしょうかね…。

そんなこと、私が言ったりしたらダメですかね。

  

 

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