子どもが秘密を持つのは、あたりまえ

 
 子どもは成長するにつれて、「秘密」を持ちます。
  
 「秘密」は、成長の証でもあります。
 
 
 ところが、親や学校の先生は、子どもの「秘密」が気になってしょうがありません。
 
 親は子どもがなんとなく元気がないと、「何かあったの?」と聞きます。
  
 子どもの答えは、「別に…」です。
 
 
 「秘密」の話は、極めてプライバシー性が高い話です。
 
 話したくないけど、聴いて欲しい…そんな話です。
 
 そういう話というのは、前置きが長くなります。
 
 話の内容が、横道にそれたり、同じ話をしたりします。
 
 辛抱強く聴いていると、ようやく本道を歩き始めます。
 
 
 それは、例えると「城攻め」のようなものです。
 
 一気に本丸に駆け上ろうとすると、強い抵抗を受けます。
 
 だから話を聴く側は、外堀から内堀へと、ゆっくり攻めることや、
 
 相手の為に、逃げ道を用意してあげることが必要なのです。
 
 
 聴き上手な人は、
 
 うちの奥様のように、力づくで一気に本丸を攻めたりはしません。
 

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